マシーネンクリーガーA8/R8 レビュー

マシーネンクリーガー屈指の人気機体「A8/R8」のレビューです。
塗装・ウェザリングに使用した道具・ツールや製作の模様を収録した動画などもご紹介します。
マシーネンクリーガーA8/R8は造形的ギミック満載
マシーネンクリーガーの魅力のひとつはKow Yokoyama:横山宏氏のデザインしたアナログ感のある曲面デザインです。
なかでも今回ご紹介するA8/R8は造形的ギミック(仕掛け)が多彩で塗装しがいのある機体です。
【追加装甲】
エンジンのボアアップ(出力上昇)に伴う重装甲化がA8/R8の特徴のひとつ。

機体前面は装甲が大幅に追加されています。
機体の背面も装甲に覆われています。なめらかな曲面が美しい。

【2本のケーブル】
装甲追加でボディ左側に2本のケーブルが追加されています。
この部分がA8/R8の特徴的なディテールのひとつとなっています。

このケーブルのディテールが好きでいつも機体左側を前にして飾っています。
フィギュアと台座も添えてみました。

【サイドパネル】
右側面にもパネルのディテールがあり、塗り分けをしてサビ汚れ、雨垂れなどのウェザリングを行いました。

サビで塗装が浮いてきてしまっている感じにしています。
肩の装甲もウェザリングしました。

【爆導索(根性棒)】
A8/R8に唯一付属の武装がこちらの爆導索になります。
マシーネン界隈では「根性棒」と呼ばれています。

爆導索は機体に合わせたツートン塗装で、ウェザリングは控えめ

【動力ケーブル】
動力ケーブルはS.A.F.S.系スーツのシルエットを決める重要なパーツ
以前はキット同梱のものはパーティングラインがあって使いづらかったのでスプリングに置き換え工作をしていました。

A8/R8に付属のパーツは良好な出来で、キットのものをそのまま使いました。
画像だとパーティングラインが見えますので、置き換えてもいいと思います。

そのまま使った感想としては、取り付けもしやすいし、カーブ具合もいいし全然コレでいいじゃん!という感じ
【サビ・雨垂れ】
各部にサビを追加
サビ自体とそこから伸びる雨垂れ、サビて機体の塗装がめくれている感じなど


腰の部分のアーマーはA8/R8では少し大きいものになっています。
間延びしないようにウェザリングは激しく行いました。
機体前面の装甲はかなりボロボロに見えるようしました。
被弾がいちばん激しいだろうなと思い、塗装剥げ剥げにしました。

作っている最中、「なんで夕焼けのビーチとヤシの木を描いてるの?」と言われて「たしかにそう見える!」と笑ってしまいました。
【足回りのウェザリング】
脚は泥や土がついたり岩やアスファルトにこすれたり消耗が激しい箇所

念入りにウェザリングしました。
ひざ下に装甲が追加されています。
赤いサビ止め色をどれくらい残すか塗装のバランスが難しかったです。

かかとから伸びる細いケーブルは省略しました。
アレがなんなのかよくわからなくて

【ボルト部】
装甲を留めるため各所にあるボルトのディテール
コチラをグラファイトで塗装しました。

重々しい鋼鉄の雰囲気を出すのにぴったりなグラファイト
要所要所で使うとギラリと光って重厚感が出ると思って使っています。

【マニピュレーター】
マニピュレーターのエッジにもグラファイトを塗ってむき出しの冷たい金属感を

【オイル汚れ】
オイル汚れもウェザリングとしてはオイシイところですね。
今回は控えめにケーブル回りにオイルが古くなって固まっているような感じにしました。

この辺の表現はエナメル塗料がやりやすいですね。
マシーネンクリーガーA8/R8 塗装 ウェザリング・ツール・道具
【歴戦の機体】
幾戦も経て運用され続ける機体ではあるがエリート機ではない。
乗せてきたパイロットは数知れず。
そんな雰囲気を出したくてウェザリングを重ねました。

ここからはそんな機体イメージをもとに行った塗装・ウェザリングについて使用したツールなども交えてご紹介します。
【基本塗装はサーフェイサー】
下地はオーソドックスにオキサイドレッドのサーフェイサーを使用。
そのまま基本塗装にしています。



サーフェイサーなので隠ぺい力、塗装乗り、ポリキャップパーツへの食いつきどれも素晴らしい。
結果的にこの下地塗装が上手くいったのが今回大きいです。
完成後から見ると「よくやったな、自分」と言いたいくらいこの時点ではノープランでした。

ここから塗装を重ねます。
【塗装】
塗装はタミヤアクリル塗料と同じくタミヤエナメル塗料を使用しました。

合間にパステルも使用しています。
【塗装に順序はない】
How to本などでは、塗装はかなり順序立てて説明されることが多いと思います。
サーフェイサー吹いて、基本色吹いて、塗り分けして、コーティングして、ウェザリングしてと。

でも実際は行ったり来たりで行われることが多いんじゃないかと
少なくともワタシはかなり紆余曲折しながら仕上げていく感じで、デカール以外は順番はバラバラです。
【褪色表現】
褪色:色あせ表現をしたかったのでエナメル塗料で強めのグラデーションを施しました。

エナメル塗料の良いところは塗料を溶かしながら塗れるところ
ラッカー塗料もできますが、エナメルの方がより繊細にできる感じがします。
なんでそうなるかはよくわからないんですが(たぶん溶剤の違いかな?)エナメル塗料が気に入ってます。
【パステル】
忘れちゃいけないのがパステル
周りで使っている人あんまりいないというか、見たことない。
いるのかもしれないけど

ご覧の通り、粉吹いたようになります。ここからさらに塗装しなきゃいけないのでそれが面倒くさくて敬遠されるのかもしれないですね。
↓単品売りしてるので必要な色だけ揃えられます。1本¥200くらいで安価なのも魅力。画材屋さんにあります。ホルベインのものを使っています。
前出のこちらの画像も赤い部分などパステルで塗られております。
ここからさらに塗装をします。

【グラファイト】
金属系の表現に威力を発揮するのがグラファイト

こちらも画材屋さんにあります。単品売りというか模型的には1本あれば一生どころか孫の代まで事足ります。
で、使ってると手が汚れていらんところにグラファイトが付いてしまうのでこちらもオススメ
それから模型的には細かいところに塗りたいので先の部分をナイフで削ってたんですが、時間がかかるしうまくいかないのでこちらもオススメ
カンタンにシャープな先細になります。
普通の鉛筆削りだと細くて使えないので必ず太軸対応のものをご用意ください。

【デカール】
デカールはキット同梱のザ・マシーネンクリーガー的なものとハイキューパーツのコーションデカール(白)1/100を使いました。

1シートでたっぷりついてるので、たくさん使いました。
全体的にくすんだ色合いで仕上がったので、差し色もかねてデカールはきれいな状態で残しました。
マシーネンクリーガーA8/R8は最良のキット
いかがだったでしょうか マシーネンクリーガーA8/R8
造形、組立のカンタンさ、塗装の自由度
どれをとっても初心者から上級者の方まで楽しめる良キットです。

ゴリゴリに塗るもよし
カタチはかわいい部分もあるのでキレイに塗るのもアリだと思います。
キットはオールインザボックスであとは基本的な工具(ニッパー、ヤスリ、接着剤はなくても作れますがあった方がベター)があれば作ることができます。

マシーネンクリーガーA8/R8の製作動画も公開中
A8/R8製作動画も公開しております。
画像だけだとわからない部分も、動画だとはっきりしたり、またその逆もあるかと思います。
ぜひご覧ください。
他にも関連動画でフィギュアや台座の製作動画などもアップしております。
当サイトともどもPLA-MODEL DAYSチャンネルをよろしくお願い申し上げます。
ではまた!

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