武蔵野美術大学の美術部展Ⅲ全作品を撮影させていただきました。
今回は「美術部展」やってるのは知ってるけどなかなか観に行けないんだよな~という方に向けて、ざっくり全作品を撮影させていただきました。
話題のNFTのお話も聞くことができました。
(横山宏センセの作品もあるよ!)
そもそも武蔵野美術大学「美術部展」ってなに?
横山宏氏の「美大にも美術部があってもいいんじゃない!?」のかけ声のもと、武蔵野美術大学に2014年創部した〈武蔵美美術部〉のグループ展が、一昨年より門戸を広げるため〈美術部〉に改名。その第3弾となる本年の〈美術部〉には、世代と活動の場の垣根を超えた〈美術部員〉が大集結。もちろん横山宏氏も〈顧問〉としてご参加。新加入の部員も加入し、さらにパワーみなぎる2019年版「美術部展3」に、どうぞご期待ください。
TOKYO ART BEAT HP
参加作家: 安藤 愛莉 Eri Ando / 市川 友章 / イトウ ケイイチロウ / イマムラ セイヤ / 魚谷 彩 / 浦野 克人 / 太田 琢人 / おおらい えみこ / オーライ タロー / 金崎 冴花 / 北野 慶 / 楠見唯 / 鈴木 康生 / 高嶋 英男 / 高野 陽介 / 高橋 直宏 / 高橋晴美 / つつみ あまね / モリ タクマ / 森 ハルト / やすの なほ / 山下 泰斗 / 横山 宏 / 4C:Yosshii
なんとも横山先生らしい発想で作られた美術大学の美術部ということらしいですね。
なるほど。
ではでは早速作品をご紹介します。
いきなりピンボケで誠に申し訳ございません!
こちらのサイトにお越しの方は、まずは横山センセの作品が観たいという方が多いと思いまして、迷ったんですがピンボケながらこちらの作品を最初に掲載させていただきました。
返す返すもピンボケで申し訳ありません。(すべてワタシの視力のポンコツさのせいです。ほんとにすみません。)
オリジナルタイトル「春の雨 木曽 駒ヶ岳のふもと」江波正寛1988.4~2023.4
時間も予備知識もなくタイトルから推測しますが、もともとの作品に横山先生がノイスポッターを加筆されたということでしょうか?
江波正寛さんについては詳しいことがわからず、ここまでとさせていただきます。
なにかご存じの方がいらっしゃいましたら加筆修正いたしますので教えてください。
またまたピンボケで恐縮です。
撮影時はワタシの目がかすんでいるのかと思ったのですが、なぜかオートフォーカスのカメラのピントが合わずすいません。
こちらもオリジナルタイトル「山中湖畔なら富士」Shionya 制作年 不明となっていて同じような形式で描かれたのではないかと思います。
3Dデータで販売のNFTガレージキット New Fantastic Toys
モデラーのワタシとしては気になる展示のコチラ。
キャラクターを作られた森拓馬さんにお話を伺えました。
こちらのフィギュアたちは、森拓馬さんがキャラクターを作り、金子司さんが3Dデータでモデリング、出力したものを横山先生が塗装されたものだそうです。
よく見ると台座に「Kow Yokoyama」とサインがありますね。
こちらは、今回の美術部展で販売されていました。
さらに今、流行りのNFT(Non-Fungible Toys)で購入可能となっているそうです。
土偶をモチーフにしたような不思議な雰囲気ですね。
ちなみにワタシがちびっこだったころ、遮光式土偶は宇宙人だ!なんて説がありましたが、最近「土偶を読む」竹倉史人さんのお話を聞いて、ああ、昔から日本人はフィギュアを作ってたんだなぁと妙に一人で納得しておりました。
こちらのNew Fantastic Toysは販売ページで3Dデータの購入が可能となっています。
New Fantstic Toys
https://opensea.io/collection/newfantastictoys
上記のリンクですが、ワタシもアクセスしてみたのですが、ブラウザの設定なのかエラーが出てしまいました。
おそらくファイアウォール等のセキュリティ上のブロックだと思われます。
ブラウザの更新などで改善されるようですが、ワタシはできませんでした…。
3Dデータによるガレージキットということは、大きく作ったり、小さいスケールで出力も可能なんでしょうね。
海洋堂の宮脇センムが「谷(明氏)もデジタル造形(で作るよう)になった。手も使うけどいまはみんなデジタル」とおっしゃってましたし、3Dデータの利用はもっと盛んになって間口も広くなっていくんでしょうね。
3Dデータ作ってみたいですがPCのスペックめちゃくちゃ必要な気がします。
やってみたいな…
美術部展Ⅲ作品
作品名・作者名などにつきまして誤りなどありましたらお問い合わせページでご指摘ください。加筆・修正などいたします。
「美術部展2023」
2023年4月29日(土) − 5月14日(日)
12:00-19:00 月火休み
ビリケン商會@ビリケンギャラリー
会場のビリケンギャラリーにはビリケン商会の製品がディスプレイされていました。
怪獣のフィギュア素晴らしい出来でした。
絵本の製作・販売もされているそうです。
ビリケン商会
営業時間 12:00~19:00 月火休み
(祝日と重なる月曜は営業)
〒107-0062
東京都港区南青山5-17-6-101
地下鉄表参道駅B1出口より7分
℡ 03-3400-2214
ビリケン商会HP はこちら
最後に
最寄り駅でばったり会って、ビリケンギャラリーまで案内してくれたsubaru君ありがとー!
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] あ、それから当日に開かれてました美術部展Ⅲ@ビリケンギャラリー(横山宏先生の作品もあったよ!)にも行ってきましたのでそちらものぞいてみてください。 […]